
チャカナットビーチはヌードビーチで有名
学生寮のルームメイトだったクレイの横恋慕うでアイリーンとの関係に終止符が打たれて寮を出た。幸いブルースが小さな家を借りていて、小さな部屋を私に貸してくれた。
ブルースもアイリーンと友達だったので、時々アイリーンに会う機会はあった。彼女がバレンタインに私に贈ってくれた「I want you to be my Valentine」という言葉と最後に聞いた「I’m out of love」という二つの言葉が頭から離れなかった。
まだ心の傷が癒えない私だったのでアイリーンに会う嬉しさと彼女が私の元を去った寂しさが心の中で同居している頃だった。
突然、アイリーンが遊びにやってきた。別れた後、私の様子が心配なようだった。ブルースは私とアイリーンの関係は知っていた。彼の提案でチャカナットビーチへ行こうということになった。
チャカナットは大学のあるベーリングハムから南へ車で20分ほどの所にある小さなビーチだった。ヌードビーチで有名と聞いてはいたが行ったことはなかった。
ビールを1ダース買い込み私の運転で出発した。車を崖の上に停め、急勾配の坂(ほとんど崖に近い)を下りる。ビーチに着くと本当に本格的ヌードビーチだった。
全員、真っ裸である。ブルースが着ているものを脱ぎとる。アイリーンもハルタートップを脱ぎきれいなバストを出した。そしてホットパンツも脱ぎ取るとビーチシートに寝転んだ。
私も遅ればせながら衣服を全部脱いだ。何でもやってみるべきである。頭の中で何が起こるのだろうと色々想像していたのが馬鹿だった。エッチなことは何も無い。つまり、そのような下品な考えが誰も持っていないからヌードビーチなのである。
エッチに興味ある人はここへは足を踏み越えないでいた。誰もキョロキョロ見る人はいない。子供連れの家族もいるので小さな子たちはその辺を走り回っていた。
ふと崖の上を見るとエッチな考えの男たちが数人見えた。だが彼等は私たちに見つかると居た堪れなくなって消えていた。大空の下で何も身に着けずに真っ裸で日光浴。これは風呂に入る感覚ともまた違う、「人は無から生まれ無で死んでいく」という哲学的体験ができた。

ちょっと恥ずかしいのか中にはトップレスも
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