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これは室内の分だけで、ベランダにはこの三、四倍もの死骸が毎朝
すっかり気に入ったアパートのマイルームであるが、唯一、残念なことがある。エレベーターが無いのも苦にはならないし、階段を上り下りするのは問題ではない。
部屋のベランダから眺める学校の風景も気に入り、遠くに見えるカラシンの山々も大好きだ。だが、密閉性のよい部屋は気に入っているものの、夜になりベランダの扉を開ける訳にはいかない。これがこの部屋の唯一の弱点である。
それに気付いたのは、アパートに越してきてすぐだた。朝日が昇ってくるのは、左手にある学校のグランドの方向である。私の部屋は南に面しているので、左手となる。右手の西に日が沈み、夜になるとだいたい真っ暗である。
ベランダのガラス戸の外側に落ちている昆虫の残骸
朝になり、外でコーヒーを飲もうとベランダに出て驚いてしまった。ベランダの床が真っ黒なのである。何だろうとよく見てみると、それは昆虫の死骸だった。それほど、昆虫がいるのだろうか?此処はビルの5階であるぞ。
夜になって窓ガラス越しに、外を見てみた。飛び交っている虫は見当たらなかったが、驚いたのは窓ガラスであった。そこにはびっしり昆虫が貼り付いていたのだ。これが、朝の死骸の正体だったのか。
それ以来、夜になってもベランダのガラス戸を開けなくなってしまった。勿論、当然ながら網戸は付いている。が、しかし、開閉すれば、間違いなく大量の昆虫が部屋に入り込むのは火を見るより明らかなのだから。これだけが残念なアパートである。悔しいサッコーンである。