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見慣れた光景でも足が向いてしまう田舎村の暮らし
人間とは、とかく不思議な生き物である。それを象徴するのが、田舎村で開かれていた太市である。村に越してきたばかりの時、甥っ子が「お父さん、明日は太市だよ」と言って聞かせてくれたものである。
毎月2日と16日にやってくる太市。ほとんど95%以上、ほぼ100%毎回、同じ業者が同じような物を持ってくる。一度、見てしまうと、二度目以降は、だいたい全部のことが分かってしまう。
全部の店は頭に入ってしまっていた
朝早くから村人の婆さんたちが声を掛け合って太市に向かう姿を見て、「なんて可哀そうに」と思った私だったが、いつの間にか、自分も太市を待っているようになっていた。待っているといっても、何かを買い求める訳ではない。
前述した通り、すでに売っている物は分かっているし、値段だって特別安い訳じゃない。むしろ、高い物もあるくらいだ。だが、何も無い村での暮らしをしてみると、この太市はアクセントになっている。以前は日付を聞けば、「あと何日でタラートだ」なんて思ったくらいであす。恥ずかしいが事実である。
他に楽しみが無いのだから頷ける
それが、サコンナコンの街に出てきて、二日ないし三日には買い物にビッグCに出掛けるようになると、あら不思議。2日も16日もない。いつでも必要ならデパートに買い物に行けるのである。すっかり、太市は頭から離れてしまった。サッコーン!