砂糖きびを見たことがありますか?
「ざわわ、ざわわ、ざわわ」。森山良子の「砂糖きび畑」の唄い出しである。実は私は何度も砂糖きびを見たことはあったが、飲んだ試しが無かった。
記憶では、昭和20年代くらいまでは砂糖きびを噛んだらしい。まだ、コーラやソーダなど普及されていない時代である。
物資が豊富ではなかった時代、砂糖きびは子供のおやつになっていたようである。
さて、村で開かれる大市に行くと、必ずこの砂糖きびをジュースにして売っている店が出る。私は越してからすでに半年ほどになるが、何度も見掛けはしたが、ついぞ最近まで試飲したことは無かった。
そして、二週間ほど前の前回の大市。初めてこの砂糖きびジュースをトライしてみた。
10バーツと安いがただ甘いだけの砂糖水
氷を入れたコープに砂糖きびを絞って入れただけのジュースは10バーツ。ちょっと濁った感じで茶褐色の色をしている。
冷たいので飲み易いが、味的には単に甘いだけ。それだけであった。美味しい味とか、懐かしい味とか、そんな印象はまったくなく、ただ甘いだけ。
しかし、私は戦時中や戦後の物資不足の中、南方の方では砂糖きびを噛んで空腹を凌いでいたのだろうか・・・などと考えてしまうのだった。サッコーン!
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