我が家に連れてきた初日
家内はネズミが煩くて眠れないとネズミを捕るネコを飼うことにした。義母が出家したお寺にいた可愛いネコを連れてきたのが10月2日。
(「子猫に子犬にママ猫が帰宅」参照)
私は犬は大好きだが、猫嫌いだった。どうしても可愛いと思えないのがネコだった。だが、私が飼うことにした子犬は雌犬と判明、僅か二日で手放すことになった。
一方、子猫の方は娘ネーンが名付け親で「ルーハン」と付けられた。私には呼びづらい名前であったが、タイのスーパースター(或いは韓国スター)らしい。
私はいつも間違って「イーハン」だの「リー(チ)ハン」だの麻雀用語で呼んでいた。猫嫌いだった私だが、このルーハン、実に大人しいネコだった。抱いたりしているうちに、私が食べる魚を与えるようになると少しずつ懐いてきた。
吾輩と猫である
もっとも懐くと言ってもそれは犬のような親しい懐き方ではなくネコ特有の自分勝手なやつである。
私がパタヤで買ってきた非常食用の小魚(白魚など)を与えやると喜んで食べるのだが、それを家内に話すと焼きもちを焼き、太るからあまりやるなと注意された。
家内はルーハンが食べ過ぎで太っていると言っていたが、私にはどうも様子が変だと映った。何故なら子猫の割に太り方は通常ではなかったからだ。ネコのことを知らない私でも異常に膨らんだ下半身は見れば分かる。バランスがとれておらず、太った猫という表現では言い表せない太り方だったのだ。
「あたいはデブじゃなくて妊婦なの」
そして、今週になり、私はルーハンの妊娠を確信した。何故なら、彼女の下半身だけどんどん大きくなっていくのを確信したからだ。「太る」という表現では言い表せない異常な膨張である。
三日前にも家内にネコの懐妊を言ったが無視されてしまった。すると、昨晩になり同じように気付いた娘から話を聞いた家内がルーハンの腹をさすって懐妊したことを悟ったようだ。
ネットで早速調べてみると、ネコの妊娠期間は60日とあった。40から45日ごろは非常に食欲が旺盛になると出ていた。なるほど、毎日のように私の顔を見ると小魚をせがむ理由に納得した。サッコーン!
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