県で一番大きいサコンナコン病院
(昨日の続きです)
やっとたどり着いたサコンナコン病院。受け付けはスムーズに終わり、担当の歯科医と面談となったが、次の会話でスタートした。
「で、今日はどうして欲しいのか?」
何 て言う馬鹿げた質問なのだろう?俺は別に「買い物」に来た訳じゃないぞう。歯が痛いから来たのであって診察をしなければ何も分からないだろうが。その診察 の結果を聞いてから治療のオプションを聞いて、それから「何をしたいか?」と尋ねるべきであろう。いきなり、「今日は何をしたいのか?=英語ではっきりと 「What do you want?」と聞かれたのだ。
診察する前に状況を聞かれるのが普通だろう。ところが「どうして欲しいのか?」と聞かれても、何とも答えようが無いではないか。
私は構わず、自分の状況を説明した。痛みが出てどのくらい経つのか聞かれたので一週間と答えると「ではレントゲンを撮りましょう。」と言い、看護師(と思われる人)の案内でレントゲン室に入った。
撮影の手順は日本と同じ。違ったところは、日本の歯科では重いキャッチャーのプロテクターの様な物を着装したが、こちらでは剥き出しだった。
三枚のレントゲン撮影はすぐに終わった。すると、その映像を部屋の前にあるパソコンで皆(看護師四名)で見始まったのである。私はせっかくだから「俺にも見せてくれ」と頼んで一緒に見始まった。
すると、そこへ担当の歯科医がやってきた。画像を見ながら、部屋に移動するよう言われ、診療室に戻った。
前に係った医者の治療が悪かったような話振りなのだが、はっきりとそうは言わない。医者同士で「悪口は言いたくない」という態度なのだ。これには少々、がっかりした。別に他の医者の診療に配慮することはないではないか。「良い、悪い」がはっきりしているなら、そう言えば良い。
そして、私にレントゲンの写真を見ながら説明するのだが、説明不足。こちらが、タイ語を理解しようとしまいと、関係なく、説明できるのか否かが問題なのである。
結局、痛み止めの薬を出すことで終了。一週間後に家内を同伴で出てくるように言われた。
バンコク病院と同じである。どうもタイの先生、面倒くさくなると、タイ人の妻に丸投げする傾向がある。これだと、タイ語で説明して終わり。患者とのやりとりをしなくて済む訳だ。後はそっちで決めてくれという訳だ。
しかし、そっちで決めてくれ、と言われても簡単に決められる訳はない。こんな態度の医者があまりにも多いのである。それに治療の費用も聞いてみたが、よく知らないとのことであった。
抗生物質と痛み止め、タイの病院で大好きな投薬である。せっかく中央病院まで来た甲斐もなく病院を後にした。サッコーン!
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