2008年11月08日

パンナムと兼高かおるの世界の旅

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中学時代だったと思うがシアトルに留学する前の話である。毎週日曜日、TBSで放送されていた「兼高かおるの世界の旅」を見るのが好きだった。世界旅行はその頃から憧れだったが、旅行よりも海外に住みたいというのが究極の夢だった。

パンアメリカン航空のロゴが付いた飛行機が画面に映り、映画「八十日間世界一周」のサウンドトラックのメインテーマ曲が流れると身震いするほど興奮しながら見たものだった。

兼高かおるさんは自分で企画した海外旅行のアイデアに大手企業がスポンサーになり夢を実現しただけでなく、多くの日本人に「世界」を紹介した功績とその影響は多大なものがあったと思う。

小学生の遠足で羽田空港に行った時、初めて飛行機を見た。6年生の同級生は「えー、あんな大きな鉄の塊が空を飛ぶの??」とか「わたしは大きくなったらスチュワーデスになりたい!」とかそのような感想を漏らす児童が多かったが私は違うことを思っていた。

「ふ〜ん。あれに乗り込みさえすれば、兼高かおるのテレビ番組で見るような違う世界へ行けるのか!」「すげえや、たった数時間で全く違う世界に飛び込めるのだ!」飛行機との出会いはまさに私にとって「タイムマシン」の出現だった。

そして、このような海外思考に影響を与えたものにもう一つクレージーキャッツの映画があった。確か映画の題名は「クレージーの黄金大作戦」だったと思うが、植木等演じるサラリーマンがアメリカ出張を任命されるはずだった他の社員に成り代わり自分が出張してしまう。出発前にラスベガスのカジノのチップを1枚アメリカ人から手に入れると下町の工場でそっくりなコピーを作らせるのである。

ところがロスアンジェルスからラスベガスへの途中、ネバダの砂漠で迷子になってしまう。やっとのことで丘を登ると眼下にネオンに輝くラスベガスが出現するのである。日本から持参したコピーのチップを元手に大儲けをするという話だ。

同じ映画を見た山戸くんと松崎くんと三人で「大きくなったらラスベガスへ行く隊」を結成したくらいだ。一番早くそれを実現したのは私であることは言うまでもない。

1972年、7月25日、私はパンアメリカンの飛行機に乗っていた。そう、夢が叶ったのだ。憧れの兼高かおるさんがいつも旅する同じパンアムに乗っていたのだ。
このように過去を振り返ると、今何故自分がここにいるか、足跡をたどることができる。
思わず遠くへ来たものだ。まだまだ私の旅は途中である。

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    空の旅はパンアメリカンから

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posted by ラッキー at 10:20| バンコク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 少年時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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