あなたは最近、満天に輝く星を見たことがありますか?私の言う星とはひとつや二つではありませんよ。少なくとも100個以上の星が同時に見える光景です。
実は田舎へ越すことが決まった時、密かに期待していたのが天体観賞です。ですが、実家は村の中心部に近く住宅の多い地区なので意外と街灯が多いのです。星が見えないことはないのですが、明るいため天体に見える星の数は数個です。
自分で見てすぐに分かるオリオン座や北斗七星、或いはその延長線に見える北極星など探そうとしても見える星の数が足りません。
ウドンタニーとサコンナコンを結ぶ国道22号線ではほとんど電灯が付いており真っ暗ということはなく視界に電気の明るさが入ってしまい天体観測には向きません。
ところが、長兄ジェイクの自爆事故で入院した病院が村から北にいったアーカード・アルムナイという村、やはり35km北部になるのですが、そこまで行く途中が真っ暗だったのです。
送り迎えの車はピックアップトラックですので、後部荷台に座っておりましたところ、途中、電灯がまったく無い直線距離に差しかかりました。
私は空を見るとびっくり。ざっと見ても百個以上も星が見えるではありませんか。私はすぐに知っている星座を探しました。すると北斗七星が確認できました。そしてその延長線にある北極星も見つけることができました。昔、子供の頃からいつも見ていた星ですからすぐに分かりました。
まさに「百聞は一見にしかず」です。天体には多くの星が見えると頭では知ってはいても、最近はずっとこれほど多くの星を見たことはありませんでした。改めて素晴らしい夜空を楽しむことができたのです。
テレスコープを使っての天体観賞も良いでしょうが、人類の歴史を、もっと言えば我々の先祖や祖先の時代、どのような気持ちで暮らしていたのか考えるような機会はこのような真っ暗な中で夜空の星星を見るような時でなければ味わせませんね。
日本でもタイでも都会化が進み、夜空に輝く満天の星が見える環境はどんどん無く成りつつあります。これから日本も冬ですから空気も澄んで夜空の星観賞するには最良の季節ですね。少し寒いのを我慢して、たまには真っ暗な所へ行き星空観賞というのも素敵ですね。サッコーン!
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